リーディングスピードを意識する

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はじめに

英文を読む際に、どれくらいの速度で読んでいるか意識したことがありますか?

好きなだけ時間をかけて自分が読みたい英文だけを読めるような状況であればよいのですが、仕事で英語を使うのであれば、大量の英文メールや書類にサッと目を通す必要があり、早く英文を読むスキルが必要です。

 

松本道弘先生の「速読の英語」によると、平均的な英語ネイティブは1分間に200−250語/分の単語を、60−70%の理解度で読むことが出来るそうです。

日本の大学新入生の英文読解スピードは100語/分以下で、理解度も60%以下だそうですから、英語ネイティブの読解スピードとはかなりの差がありますね。

ネイティブと同じスピードとまではいかなくても、読解スピードはリスニングにも影響します。

大人の英語ネイティブが話す標準的なスピードは、170−200語/分だそうですから、それくらいの早さで英語を理解することが出来なければ、会話時の聞き取りや、ニュースのリスニングなどにも支障をきたします。

これまでに説明した返り読みをしない読み方で、英文を語順のまま頭から読む方法に慣れてきたら、読むスピードを意識して読む練習をするとよいでしょう。

今回は、現在のリーディングレベル、スピードを把握し、早く正確に読む手助けをしてくれるサイトを紹介したいと思います。

 

Free Reading Test

こちらはレベル別、分野別の英文のリーディングスピードを測定することが出来るサイトです。

レベル1−4が子供向け、レベル5−9が大人、レベル10−13がアドバンスドレベルとなっています。

分野は一般、アメリカの歴史、科学、有名人の4つで、各3つあります。スタートボタンを押した後、英文を読み終えたらストップボタンを押します。その後、内容について4つ質問があります。

28_1全ての問いに答えると、リーディングスピードと、内容理解度が表示されます。実際に子供レベル・一般と、大人レベル8・科学で測定してみました。

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子供レベル1は、子供が動物園に行き、ライオンを見学するストーリーです。

日本では中学英語レベルにあたるのではないかと思います。内容も簡単なので、リーディングスピードは270語/分、内容理解度は100%でした。

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大人レベル8、科学分野はゴールドについてです。日本の大学受験レベルの英語程度ではないでしょうか。レベル1と比較すると、内容が難しくなっているため、リーディングスピードは194語/分、理解度は100%となりました。

こちらのテストは、レベル別、分野別になっているため、自分が普段読むレベルの英文でリーディングスピードを測定出来るのが利点です。

内容理解度も問われるので、ただ早く読むだけではなく、正確に読めているかを知ることも出来ます。

 

まとめ

英文を読む時に、日本語に訳しながら読む「訳読」と、「読む」ことの違いを意識する必要があります。

時には辞書をひきながら、1文1文を丁寧に訳していく読み方も必要ですが、社会人の場合、ほとんどはそこに書かれている情報が分かればよい、という読み方になるのではないでしょうか。

返り読みをせずに、頭からどんどん英文を読む方法を学んだら、時々でもよいので、読解スピードを上げることを心がけてみて下さい。

 

今回紹介したサイトで定期的に読解スピードを測定することで、英文を読むスピード、精度が徐々に上がってくるのが学習の励みになると思います。

最初の頃は、子供レベルでも100語/分で読むのがやっと・・という方も多いかもしれません。

大人レベルの内容を200語/分前後で読めるようになると、一日に読める量が格段に増えます。

たくさん読むことで語感が身につき、知らない単語でも文脈で分かるようになるなど良いことずくめです。

だらだらと英文を読んでいては、なかなか読解スピードは上がりません。“読解の時間のうち10分は速読の練習に使う”など、時間を確保するとよいでしょう。

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ミキ

ミキ

投稿者プロフィール

社会人から本格的に英語学習を始め、殆ど話せなかった状態から試行錯誤し、3年以内に英検1級、TOEIC900点以上を取得し。現在は海外勤務。本サイトの英語学習コラムを執筆中

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