リスニング学習のコツ

はじめに

前回の記事では、今すぐリスニング学習を始めるべき理由を説明しました。

リスニングを早期に始めることで、その後のスキマ時間を有効活用出来ますし、英会話にも効果が出ます。

また、できるだけ色々な経路から英語をインプットすることで、定着率も増します。

文法学習やボキャビルと共に取り組んでほしいリスニングですが、気をつけなければならない事があります。

今回は、英語学習者が注意すべきリスニングのコツを紹介します。

 

聞き流さない

聞き流すだけで英語が話せるようになる!

という、有名な英語学習法があります。

スポーツ選手を起用し、テレビCMも流していますので、目にされた方も多いのではないかと思います。

1日5分からでもOKとのことですが、聞き流すだけでは英語を聞き取ったり話したりすることは出来ません

英語→日本語の順で収録されているので、テキストをみなくても大丈夫、とのことですが、このような方法で何百回聞いたとしても、覚えているのは日本語の部分のみです。

 

聞き流すだけで効果があるのは、聞いただけで9割がた理解出来る上級者レベルになってからです。

そこまでくると、始めて出会った単語でも文脈から予想して新出単語を覚えたり、以前学んだ表現に出会って再確認することで定着率が増したりするなどのメリットがあります。

逆に、全くの初心者の場合、「英語の音に慣れる」くらいの意味合いはあるかもしれません。

 

リーディング素材として学んだ文章の音源を聞く、またはCD付きの単語集を記憶するための補助として聞く、という目的で英語を流すのは良いと思います。

ただしこの場合も、日本語の本を読みながらバックグラウンド・ミュージックのように流すのではなく、しっかり集中して聞くべきです。

 

ボキャビルを同時にする

聞き取れないのが、単語力不足であるとすれば、単語力を増強することで聞き取り能力がアップします。

ボキャビルの際に、音源付きの教材を利用すると良いでしょう。音源がない場合は、必ず発音記号を確認しましょう。

読み方を間違って覚えてしまうと、リスニングの際に「知っている単語なのに聞き取れない」ということになります。

様々な分野の単語を知ることで、幅広い話題のリスニングが理解出来るようになります。

基本的な単語をひと通り覚えてしまった後も、少しずつでもボキャビルを続けるとよいでしょう。

 

音と文字を一致させる

ボキャビルの部分と重複しますが、どれだけたくさんの語彙を知っていても、間違った発音で覚えていては、文章中で聞き取ることは出来ません。

音源とスクリプトが揃った文章を使って、目で読んでいる文字と耳から入ってくる音を一致させましょう。

音源付きのCDで覚えた単語でも、文章の中では連結や音の脱落のために違って聞こえる事があります。

音源付きの文章を使って、文字と音が一致するよう心がけましょう。

 

リーティングレベルを上げる

リスニングが苦手という方は、聞けないどころか読めていない可能性もあります。

ニュースやオーディオブックなどは、150〜200語/分程度で読まれていますし、若者の会話などは200語/分以上で話されていることもあります。

ある程度の長さの文章を聞いて理解出来ない場合、スラスラと読めるのか、ということを確認してみると良いと思います。

スラスラ読めない文章を聞いて理解するのは不可能です。

読める英文のレベルを上げる努力をするか、読めるレベルより少し下のレベルのものをリスニング素材として選ぶと良いと思います。

 

まとめ

聞き流すだけで英語が流暢に話せるようになる、という謳い文句に惑わされず、意味のわかるレベルの素材を集中して聞くようにしてください。

最初は難しいかもしれませんが、耳だけで理解出来る文章のレベルが上がってくると、後は聞くだけでどんどん新しい内容が理解出来るようになります。

ここまでくれば、聞き流しからでも十分に情報を収集出来るようになります。

それまでは集中して聞きましょう。

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ミキ

ミキ

投稿者プロフィール

社会人から本格的に英語学習を始め、殆ど話せなかった状態から試行錯誤し、3年以内に英検1級、TOEIC900点以上を取得し。現在は海外勤務。本サイトの英語学習コラムを執筆中

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