オススメの発音テキスト(アメリカ発音)

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はじめに

日本人英語の特徴として、よくLとRの区別がついていないことがあげられます。

これは確かに日本人が英語を発音する時の問題ではありますが、日本人の英語が日本人発音のままではなかなか伝わらないのは、LとRだけの問題ではありません。

日本人の英語発音が分かりにくいのは、イントネーションが平坦で、単語のストレスを置く位置が間違っている子音の後に余計な母音がくっついている事が大きいのではないかと思います。

また、母音の発音の仕方、単語のストレスのおき方イントネーションリズムなど、気をつけるポイントはたくさんあります。

 

今回は、オススメの発音テキストである、Mastering the American Accent と、American Accent Training を紹介し、この2冊の教科書を使う時期、学べる内容、テキストを使う際の注意点などを紹介します。

 

発音を学ぶタイミング

美しい発音への憧れから、発音学習を学習初期にメインにしてしまう方がいらっしゃいますが、発音学習は一番最初からではなく、ある程度文法やリーディング、リスニングなどを学んでから、サイドメニュー的にやるのが効果的だと思います。

いくらFebruaryやLibraryを美しく発音出来たからといって、”I went to the library yesterday.” を、ウー、アーと唸りながらひねり出すようでは、せっかくの発音の特訓成果を活かせません。

発音テキストを使うなら、短文でもいいので、ある程度自分の考えを言えるようになってからのほうがよいでしょう。

 

発音テキストで学べること

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発音テキストとして、Mastering the American Accent と、American Accent Trainingをお勧めしています。

中身の例文や発音やイントネーションを学ぶ順番に多少の違いはありますが、学ぶべき内容は2冊ともしっかり網羅されています。

これらの本では、母音、子音の詳しい発声方法ストレスのおき方文章中のイントネーション語彙の連結消失などを学びます。

 

母音の発音の仕方では、a だけでも5つの種類の違う音があります。

これらの音の出し方を、喉と舌の位置を示し、CDで繰り返し正しい音を聞いて学びます。

 

また、toが ”タ” と発音されるリダクション、take him のhimがイムになる連結、it is のt がd になる音の変化の法則なども学びます。

 

また、LとRの発音についても、LとRが単語や文章のどこにあるかによって発音の仕方も違います。

LiceとRiceの違いというような単純な問題ではないのです。特に日本人は、Lの後に子音がつく音が苦手だそうです。

Cold, Old Schoolなど、普段は意識していなかった部分も、教科書で注意点を学ぶことで、正しい発音に近づけることが出来ます。

 

発音学習の際の注意点

テキストには口腔内の絵が書いてありますので、舌の位置を確認し、付属のCDで正しい音を聞いて独習することも可能です。

ただ、自分で出来ているとは思っていても、日本語にはない母音の微妙な違いや、tがdに変化する音などは英語ネイティブでないと正しく判断出来ないこともあります。

 

Skypeを使ったオンライン英会話レッスンで発音指導が出来る先生を探し、日頃の練習の成果を聞いてもらうとよいです。

発音の問題点は自分が思っていた以上にたくさんあります。自分では出来ていると思った発音でも、ネイティブの先生に聞いてもらうと、細かい違いを指摘されることがあります。

CDを聞いてもなかなか正しい音が出せない時は、オンライン英会話の先生に違う単語例や文章例を作ってもらい、先生の後について何回も発音し、音を比べてみることが大事です。

 

まとめ

Mastering the American Accent と、American Accent Trainingの良い点は、発音を系統立てて学ぶことが出来ることです。

自分で考えている以上に発音のポイントが数多くあることに気付かせてくれます。

 

発音の教科書は、数回読んだだけでは発音が劇的に改善することはありません。

付属のCDを繰り返し聞き、何度も口に出して練習することが大切です。

練習するうちに、日本語では使わない口や舌の筋肉が鍛えられます。

練習すればするほど、滑らかに音が出てくることを実感出来るでしょう。

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ミキ

ミキ

投稿者プロフィール

社会人から本格的に英語学習を始め、殆ど話せなかった状態から試行錯誤し、3年以内に英検1級、TOEIC900点以上を取得し。現在は海外勤務。本サイトの英語学習コラムを執筆中

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