英語のやり直し学習にお勧めの文法書

はじめに

正しい英語を話すためには、ある程度文法の知識が必要です。

文法学習の重要性を頭では分かっていても、時間をかけて取り組むのは気が進まないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、大人のやり直し英語学習者にとって、挫折しない文法学習のコツ、お勧めの文法書などを紹介したいと思います。

 

文法用語を覚える必要はない

将来英語講師になるのでなければ、詳しい文法用語を覚える必要はありません。

仕事で英語が使えればいい、という程度であれば、他人に文法用語を使って説明出来るほど文法に詳しくなる必要はないと割りきるべきです。

現在形、現在進行形、過去形、過去分詞、受動態などの、章のタイトルになっている文法用語のみ覚えましょう。

状態動詞と動作動詞が何であるのか、状態動詞に属する動詞はどれか、など文法書で説明されていても記憶する必要はありません。

携帯電話の中の仕組みは分からなくても使えれば良いのと同じで、巻末問題を解くのに必要な最低限のルールのみの理解にとどめましょう。

 

期限を決めて取り組む

「〇〇日間で終わらせる」という日数の目標を立て、最後まで通してやり終えるようにしましょう。

挫折せず、最後までやるきることが大切です。

綺麗にノートをまとめたりして時間をかけ過ぎると、あまりの進まなさに途中で嫌になってしまいます。

それに文法だけでなく、単語や読解、リスニング、ライティングなど、他のパートにも時間を割かねばなりません。

どの項目も同じように時間をかける必要はありません。

前回の記事でお勧めした、薄めの問題集から先に取り組み、弱点を把握した上で効率的に時間配分をしてください。

とりあえず1回全体に目を通し、分からない所はまた後で確認しましょう。

 

文法書を事典的に用いる

自分で決めた期間内に文法書にひととおり目を通したら、後は事典的に文法書を利用します。

読解やライティングをしないまま、文法書だけを読んで説明だけで完璧に理解するのは困難です。

リーディングやライティングなどの実践経験を積み、数多くの実例に当っていくうちに文法書で読んだ事が感覚的に理解出来るようになります。

リーディングで分かりにくい構文を目にした時など、折にふれて文法書の当該箇所を読み直し、知識を確かなものにすることが大事です。

 

お勧めの文法書3冊

それではここで定番の文法書3冊を紹介しましょう。

総合英語Forest

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まずはForestです。

親しみやすく、分かりやすいイラストが付いているのが特長です。

暗記をするのではなく、理解することに重点が置かれています。

マニアックすぎず、英語の初学者でも文法の考え方を理解する事が出来ます。後述するロイヤル英文法はかなり詳しく、英文法の辞書のような存在であり、初めての英文法書としては厳しいと思います。

薄めの問題集を解いた後、Forestを通読し、基本的なルールを「理解する」と良いのではないかと思います。

 

ロイヤル英文法

文法についてかなり詳細に説明されています。

初級者が抱くどのような疑問に対してもロイヤル英文法を開けば正解が見つかるといっても過言ではないでしょう。

ただし、詳細すぎて初・中級者に重要なポイントがどこかが分かりにくいという欠点もあります。

ロイヤル英文法を全て理解しようとはせず、読解問題で文法についての疑問を持った時に、参考書として使うと良いのではないでしょうか。

 

Basic Grammar in use

ある程度英語を読んだ経験がある方なら、英語で書かれた英文法の問題集にチャレンジされるのも良いかもしれません。

英語は平易で挿絵も豊富なので、理解しやすいです。

115ユニットあり、演習問題も豊富です。

やり遂げる事が出来れば力がつくことは間違いないのですが、挫折率も非常に高いと思われます。

私は中級版のEnglish Grammar in Use Intermediate版をやりましたが、4ヶ月ほどかかりました。

英語学習法サイトではお勧め英文法書として挙げられていますが、根性がある人向けだと思います。

 

まとめ

英文法の考え方を理解するにはForest、分からない所を事典的に調べるためにはロイヤル英文法がお勧めです。

最初から英語で文法を学びたい方にはEnglish Grammar in Useシリーズが良いでしょう。期間を決め、とりあえずひと通り目を通す事が大事です。何回読んでも分からない部分は実践経験を積むことで後に分かるようになることがあります。

躓いても挫折しないよう、とりあえず先に進みましょう。

ミキ

ミキ

投稿者プロフィール

社会人から本格的に英語学習を始め、殆ど話せなかった状態から試行錯誤し、3年以内に英検1級、TOEIC900点以上を取得し。現在は海外勤務。本サイトの英語学習コラムを執筆中

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