パラグラフ・ライティングで英作文の基礎を学ぶ

はじめに

1文単位なら文法的に正しい文を書くことは出来るのに、分かりやすく伝わる文章を書くことが出来ないと悩んだことはありませんか?

パラグラフ・ライティングをご存知でしょうか。

1つのトピックをイントロダクション→ボディ→コンクルージョンと展開していく方法です。

日本語の「起承転結」とは違います。英語圏で教育を受けた人は、小学校低学年の頃から英作文の型を徹底して習います。

パラグラフ・ライティングとは英作文の型の一つで、この決まった型に沿って書く練習をしながら、細かいルールを学んでいきます。

もちろんパラグラフ・ライティングが全てではありませんが、エッセイライティングの基礎を学び、日本の作文との違いを学ぶ事で、ライティングだけではなく、スピーチにも役立てることが出来ます。

今回はパラグラフ・ライティングの学び方を紹介します。

パラグラフとは何か

パラグラフ・ライティングでは、何を主張するかというトピックセンテンスを示し、自分の考えを提示するメインのアイデア、そしてその考えの根拠となる理由を展開します。

1つのパラグラフには1つのアイデア」というルールがあり、自分の意見を支持する根拠となる理由のみを述べ、色々なアイデアを混在させることはありません。

日本語エッセイとの違い

日本語のエッセイでありがちな悪い例を紹介します。

「〇〇という意見がある。△△という考えもある。一方で××と主張する人もいる。

結論:この問題について更に検討する必要がある。」

このように、日本語での考え方のまま英文に直してしまうと、英作文のテストでは減点の対象となります。

英文のエッセイでは、まず自分の主張を決める必要があります。

例えば、「〇〇について賛成か、反対か」といったトピックで、「賛成である」と思ったならば、どうして賛成だと思ったのか、その理由を挙げていき、最後に「こういった理由で私はこの意見に賛成である」とまとめます。

反対派はどういっている、こんな考えもある、という意見を同じ段落に混ぜることはありません。

パラグラフ・ライティングの構成

典型的な5パラグラフ・ライティングでは、イントロダクション→ボディ3段落→コンクルージョンという構成になります。

イントロダクション

〇〇について論じます、というトピック・センテンスを含みます。

このトピック・センテンスでは、論じる内容を的確・簡潔に総括する必要があります。

例えば、「最近〇〇が問題になっている」、と書き始めたならば、「自分はこの問題に対してこう考えており、その根拠は以下に示す3つである」というような形でイントロ部分を終えます。

ボディ

イントロで示した自分の意見を裏付ける理由を3つほど用意し、1つのパラグラフで1つの理由を提示します。

1つのパラグラフでメインとなる理由を書き、さらに詳細に説明していきます。

3つパラグラフがあるならば、この3つの段落は大体同じボリュームとなるようにします。

コンクルージョン

もう一度、トピック・センテンスに対する自分の主張を書きます。

〇〇という問題に対し、自分は〜という理由でこう考える、とこれまでの流れを簡潔にまとめます。

気をつけなければならないのは、結論で新しいアイデアを付け加えないということです。

ボディ部分に合わないが一言付け加えたい意見があったとしても、ボディ部分でその話題に触れていないのであれば、新しいアイデアを付け足してはいけません。

まとめ

英作文の練習をする際は、日本語で考えた事をそのまま英訳するのではなく、英語圏で使われているパラグラフ・ライティングの型を意識して文章を構成するとよいでしょう。

ミキ

ミキ

投稿者プロフィール

社会人から本格的に英語学習を始め、殆ど話せなかった状態から試行錯誤し、3年以内に英検1級、TOEIC900点以上を取得し。現在は海外勤務。本サイトの英語学習コラムを執筆中

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る