スラッシュリーディングを学べる教材

はじめに

前回、「スラッシュリーディングのススメ」の記事で、スラッシュリーディングのメリットとして、

  1. 読解力が向上する
  2. リスニング力が向上する
  3. スピーキング、ライティング力も向上する

 

ことを挙げました。

スラッシュリーディングは、スラッシュ記号の / を使って英文を“意味のかたまりごと”に区切りながら読む方法です。

“このやり方が絶対正しい”という方法はなく、ある程度のルールに従って個人でアレンジ出来ますが、最初のうちはあらかじめスラッシュの入った例文を参考にしながら、参考書などを用いて既存のルールを学んだほうが良いでしょう。

 

スラッシュリーディングに用いる教材を選ぶ際に気をつけたいのが、易しい英文で学ぶということです。

現在の自分が理解出来る以上の複雑な構文が掲載された教材を選んでしまうと、スラッシュリーディングを学ぶというよりは文法の勉強になってしまいます。

スラッシュリーディングは、返り読みをせず、頭から語順通りに英文を読んでいくやり方ですので、最初から難しい教材にはチャレンジせず、自分が理解出来る範囲の英文が載った参考書を選ぶのがコツだと思います。

易しい英文でスラッシュリーディングのやり方に慣れた後、難しい英文にチャレンジすると良いかもしれません。

 

それでは実際にスラッシュリーディングを学べる参考書を紹介します。

  • 英語長文速読トレーニングLevel 1
  • 英語長文速読トレーニングLevel 2

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こちらの2冊はどちらもセンター試験レベルの英文が読めるようになることを目標としています。

Level1はセンター試験よりも易しめで350語程度の英文、Level2がセンター試験レベルで、500語程度の英文が掲載されています。

「この本の学習法」、「英文の区切り方 5 rules」が掲載されていますので、最初に学習法とルールを学んでから長文問題にとりかかると良いでしょう。

 

五文型が詳細に説明されており、それぞれのパートの関係が図示されていますので、初心者でも分かりやすいのではないかと思います。

 

この本の特長は、CDが付属しており、2パターンの英文が収録されているところです。

1つめの収録パターンは、「英文をかたまりごとに区切ったフレーズ→ポーズ、部分和訳」、もう一つはナチュラルスピードで読まれた英文が収録されています。スラッシュで区切られた英文を聞くことで文章の切れ目がわかるので、音読の練習をするのに最適です。

 

演習はLevel1で10題、Level2が6題あり、2週間程で1冊終わらせることが出来ます。

問題集のほうを解き終えても付属のCDを活用し、音声に合わせてスラスラと読めるようになるまで練習しましょう。

 

英文直読TRY AGAIN

従来の解釈文法に手こずっている人、実用英語への橋渡しとなるような読解法を求めている人向けの本です。

「直読発想」として紹介されていますが、こちらで紹介されている10の英文へのスラッシュの入れ方は基本的にスラッシュリーディングの方法と同じです。

  1. 前置詞の前
  2. 関係節の前後
  3. 現在分詞・過去分詞の前
  4. that説の前
  5. 長い主語の後
  6. SV/C, SV/O
  7. SVO/O, SVO/C
  8. to 不定詞の前
  9. 接続詞の前後
  10. 文頭・文末の副詞の前後

 

講義のように生徒に語りかける口調となっているため読みやすいです。

英文と設問があり、その後にどこにスラッシュを入れるかという解説と対応する直訳がついています。付属のCD2枚には講義内容が収録されています。

 

英字新聞1分間リーディング

日経ウィークリーの記事100本の見出しと第一パラグラフのみを集めた英字新聞攻略の入門書です。

英文と日本語訳にスラッシュが入っています。見開き1ページで1トピックとなっており、左ページに英文と重要単語とその意味、右ページに日本語訳が掲載されています。

記事ごとに難易度が示されていますので、自分のレベルに合わせて記事を選ぶ事も出来ます。

 

この本でスラッシュリーディングの方法を学ぶというよりは、演習問題として使うと良いと思います。

 

まとめ

今回紹介した本は、和訳しながら解釈していく読み方ではなく、スラッシュを入れながら頭から読んでいく方法を解説しています。

慣れるとスラッシュなしでも頭から読めるようになりますし、スラッシュで区切った分の和訳を考えなくても英文の意味が取れるようになります。

 

ビジネスや旅行などで英語を使う時は、大学受験の時のように英文和訳が評価されることはありません。学生時代とは違う効率のよい読み方を学ぶことをお勧めします。

ミキ

ミキ

投稿者プロフィール

社会人から本格的に英語学習を始め、殆ど話せなかった状態から試行錯誤し、3年以内に英検1級、TOEIC900点以上を取得し。現在は海外勤務。本サイトの英語学習コラムを執筆中

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