Kindle多読の7つのメリット これで英語力が大幅アップ!

はじめに

前回の記事「Kindleで多読を始めよう〜その1」では、Kindle端末の初期投資費用について説明しました。

Kindle端末は一番安いものでも6980円しますが、その後、紙の本より安価なKindle本を買い続ける事で、初期投資費用は回収することが出来ます。

今回は、費用面だけではなく、英語学習者にとって便利なKindle機能について紹介します。

 

メリットその1:辞書機能

多読三原則の一つに、「辞書は引かない」というのがあります。

これは、辞書を引くことで読書の流れが妨げられるのを防ぐ効果があります。

辞書を引かずに読むためには、辞書を引かなくてもわかる本を選ぶ必要があります。

また、分からない単語は文意から意味を予測しながら読むことにも意義があります。

ただ、文中に何度も出てくるキーワードの意味が分からない場合や、予測した意味があっているか確かめたい時など、どうしても辞書を引きたい時があります。

そんな時に役に立つのがKindleの辞書機能です。

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Kindleでは、分からない単語をタッチすると辞書が立ち上がるので、いちいち読書の手を止めて辞書を引く必要がありません。

しかも、調べた単語はリストとして保存されているので、後でまとめてチェックすることも出来ます。

デフォルトの辞書は、プログレッシブ英和中辞典とNew Oxford American Dictionaryですが、辞書をダウンロードして追加することも出来ます。

 

メリットその2:単語帳機能

上記のように、読書中に調べた単語は「単語帳」として登録されています。

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単語帳の中にある単語をクリックすることで意味を確認することが出来、さらに「フラッシュカード」をクリックすると、本文中からその単語を含んだ一文が例文として表示されます。

多読で文脈とともに覚えた単語は定着しやすいです。

このように、多読で調べた単語が簡単に復習出来るようになると、多読を単語学習にも活かすことが出来ます。

 

メリットその3:文字の大きさを変えることが出来る

語彙制限本や絵本などは文字が大きいので読みやすいのですが、洋書のペーパーバックとなると、非常に字が小さく、また紙の質も悪いので、老眼でなくても読みづらいです。

Kindleなら字の大きさを自由に変えられるので、字の詰まったペーパーバックでもラクに読むことが出来ます。

いったんこの機能に慣れてしまうと、小さくて潰れた字で埋まった紙のペーパーバックに戻れる気がしません。

 

メリットその4:どこでも持ち歩くことが出来る

ぶ厚い洋書は時に鈍器になり得るほど重いです。

ちょっとした暇を見つけて読むためには、いつでも本を持っている必要がありますが、1000ページ近くある洋書、特にハードカバーになると、重いうえに嵩張るので持ち歩くのは大変です。

筋トレ目的も兼ねて重い本を持ち歩きたいのでなければ、Kindleで重さを気にせずに本を持ち運ぶ事が出来るのはありがたいことです。

 

メリットその5:試し読みが出来る

AmazonのGraded Readerの品揃えは殆どの街の本屋さんよりも良いです。

特に地方だと洋書、しかも語彙制限本を揃えているところは少ないでしょう。

多読初期に挫折しないためには、自分の興味のある本、読みたい本を選ぶ事が大事です。

Kindle本なら、無料サンプルで冒頭部分を試し読みすることが出来ます。

自分が心地よく読み進めることの出来るレベルかどうか、実際に買う前に確かめられるというのは大きな利点です。

 

メリットその6:Word Wise機能で簡単な単語に置き換えられる

Kindleの最新バージョン5.6.1から、「Word Wise」機能が加わりました。

これは、文章中の難しい英単語を簡単な言葉で言い換えてくれる機能です。

これは英語学習者にとって大きな手助けとなります。

「Word Wise」機能は、表示/非表示か、さらに表示するならば少なく表示→もっと表示までの5段階で選択することが出来ます。

少なく表示した場合、populousの上に“having a large population”と表示されています。

もっと表示させると、porkに“the meat of a pig”と説明が加わります。

自分の単語レベルに合わせて、簡単な単語で読むことが出来るので、多読初心者にとっては有難い機能だと思います。

あまり表示させると本文に隙間が開きすぎて読みにくくなってしまいますので、自分のレベルに合わせて調整すると良いでしょう。

 

メリットその7:Immersion Readingを利用して聞き読み出来る

こちらは、アメリカAmazonアカウントである必要があり、利用出来る機種も限られているのですが、1冊の本を聞いたり読んだり、ワンタッチで切り替えが出来る便利な機能なので紹介させてください。

イマージョン・リーディング機能は、Kindle本に音声を追加購入することで、リーディングとリスニングを同時に行うことが出来ます。

対応機種は、iPhone、iPad、アンドロイド、Windows Phoneです。

Kindleの対応機種は、Kindle Keyboard、Kindle Touch、Kindle Fireで、残念ながら現行のKindle端末3つは対応していません。

もしアメリカAmazonアカウントがあり、iPhoneやiPad、アンドロイド端末、もしくは上記のウィスパーシンク対応Kindle端末をお持ちであれば、ウィスパーシンク機能を用いてイマージョン・リーディングを経験することが出来ます。

 

使い方を説明します。

アメリカAmazonのウィスパーシンク説明ページを開きます。

ページ真ん中程にFind your matchという部分があります。そこの“Find audio companions for your Kindle book”をクリックします。

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すると過去にアメリカAmazonで購入したKindle本のうち、ウィスパーシンクに対応している本が表示されます。

(クリックすると画像が大きくなります)

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Upgrade with Audio for $と書かれているボタンをクリックすると、その本のオーディオブックが購入されます。

もしこれまでにAudibleでオーディオブックを購入したことがあり、そのKindle版もお持ちであれば、iPhoneなどのKindleアプリのライブラリを開くと、その本の右上部にヘッドフォンマークが表示されています。

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ヘッドフォンマークのある本を開くと、左下にヘッドフォンマークがあります。

ヘッドフォンマークを押すと、オーディオブックが立ち上がり、開いているページから朗読が始まります。

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文字を眺めながら音声を聞くことが出来るので、正しい発音を聞きながら文字を追うのにうってつけです。

また、オーディオブックの朗読に合わせて自動的にページがめくられるので、どこを読んでいるか分からなくなって置いてきぼりになることもありません。

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朗読スピードは0.75倍、1倍、1.25倍、1.5倍、2倍の5段階から選ぶ事が出来ます。

ウィスパーシンクは、家やカフェなど、ゆっくり座って本を読める時には本を読み、歩き出したり運転をしたりする時にはそのまま続きをリスニングすることが出来る優れた機能です。

英語学習者にとっては、音読やシャドーイングをする際の心強い補助になるのではないでしょうか。

残念ながら、過去に発売されたKindleに装備されていた「Text-to Speech」というテキスト読み上げ機能は現行のKindle端末は対応していません。

これは、オーディオを追加購入しなくても、音声を読み上げてくれるという非常に有難い機能でした。

現在Text-to Speechが利用出来るのは、Kindle Fire HDX、 Kindle Fire HD、 Kindle Touch、 Kindle Keyboard、 Kindle (2nd generation)、Kindle DXとなっています。

機械音声のため、少し不自然でしたが、ナレーションに合わせて文字がハイライトされる点が便利でした。

もし、Text-to Speechが必要であれば、古いKindleを手に入れるか、Kindle Fireを選択してください。

 

まとめ

Kindleは、経済的なメリット以外にも英語学習に役立つ機能がたくさんあります。

洋書だけでなく、日本語の本も読むことが出来ますので、万が一洋書多読を挫折しても、全くの無駄になることはないでしょう。

紙の本には紙の本ならではの良さがありますが、装丁や挿絵が特に美しい絵本などでなければ、紙の本にこだわる理由もないと思います。

ミキ

ミキ

投稿者プロフィール

社会人から本格的に英語学習を始め、殆ど話せなかった状態から試行錯誤し、3年以内に英検1級、TOEIC900点以上を取得し。現在は海外勤務。本サイトの英語学習コラムを執筆中

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